沖縄の郷土料理〜ゴーヤーチャンプルー
ゴーヤーチャンプルーは、沖縄を代表する郷土料理で、その材料も独特です。まずは、ゴーヤー。そして、島豆腐。スパム(ポークランチョンミート)。どれも沖縄独特の食材です。
わたしは、ゴーヤーチャンプルーは、一度だけお店で食べたことがあるだけです。最初は苦いなぁと思いつつ食べていたのですが、食べ続けていると不思議なことにその苦さが妙に癖になってしまいました。自分でも家で作ってみようと、色々工夫して、本場のゴーヤーチャンプルーには及ばないけれど、手近にある材料を使って作れるように考えてみたりもしてみました。
昔はなかなかスーパーの店頭で見かけることもなかったゴーヤーですが、沖縄ブームなどの追い風もあり、全国各地でも栽培されるようになりました。
ゴーヤーのすごいところは、加熱しても壊れにくいビタミンCと豊富なミネラル分。
そして、このゴーヤーに多く含まれるビタミンCは、動物性食品と一緒に組み合わせて料理すると、更に効果がアップするんだそうです。豚肉と一緒に炒める「ゴーヤーチャンプルー」は、その効果が最大限に発揮できるすばらしい組み合わせなんですね! 暑い夏を暮らす沖縄の人たちにとって、ゴーヤーチャンプルーは、まさにピッタリの料理です。
ゴーヤーチャンプルーの作り方
【基本の材料】
ゴーヤー、卵、豆腐(島豆腐)、豚肉缶詰(ポークランチョンミート)、油、しょうゆ、うまみ調味料
※豆腐は、沖縄では島豆腐と言われる沖縄独特の豆腐を使いますが、手に入らない場合には、普通の木綿豆腐で代用します。
※豚肉缶詰(ポークランチョンミート)は、「スパム」という名前でも売っています。もし、手に入らなければ、ハムや豚肉、ツナなどを代わりに使ってもよいでしょう。
【作り方】
ゴーヤーは、綺麗に洗って、両端を切り落とした後に、縦に半分に切り、中のワタ(種の部分)をスプーンなどでこそげるようにして、綺麗に取り除きます。
ワタを取り除いたゴーヤーを2〜3mmの厚さにスライスします。
スライスしたゴーヤーに塩を軽く降って、塩もみをします。塩もみすることによって、ゴーヤーの苦味も少し抑えられます。ただし、シャキシャキ感を残したい人は、しんなりしてしまうので、塩もみは軽くした方がよいです。
豆腐は水抜きをしておきます。キッチンペーパーにくるんで、電子レンジで2〜3分加熱すると簡単に水抜きができます。水抜きをしたら、適当な大きさにちぎっておきます。
豆腐は水抜きをしておきます。キッチンペーパーにくるんで、電子レンジで2〜3分加熱すると簡単に水抜きができます。水抜きをしたら、適当な大きさにちぎっておきます。
豚肉は、5mmくらいの短冊に切っておきます。
温めたフライパンや中華なべに、油を引き、豚肉と豆腐を入れて炒めます。
ゴーヤーを入れて更に炒め、調味料を加えて味付けをしたら、とき卵を回し入れ、卵に軽く火が通ったら、火を止めてできあがりです。
ゴーヤーってどんな野菜なの?
ゴーヤーは、正式名称は、「ツルレイシ」といい、ウリ科の1年生の植物です。本州では、「ニガウリ」とも呼ばれたりもします。原産地は、南の方の暑い地域で、熱帯アジアやインドなどです。日本には最近伝えられたようなイメージがありましたが、日本に入ってきたのは意外に古く、江戸時代にはもう渡来していたのだそうです。沖縄の郷土料理のゴーヤーチャンプルーで全国的に有名になりましたが、全国各地で栽培されています。ハウス栽培されているものもあるので、スーパーなどには1年中店頭にありますよ。しかし、旬はやはり夏。6〜8月が旬で、今では典型的な夏野菜のひとつとして認識されていると言ってもいいでしょう。
ゴーヤーに秘められたすごいパワー
ゴーヤーを食べると体にとってもいいんだそうです。でも、ゴーヤーって、ちょっと苦いですよね。良薬口に苦しなんで言うけれど、そのゴーヤーの苦さは本当に体にいいんですよ!!!ゴーヤーの苦味の原因となっているのは、皮の部分に含まれるモモルデシンという成分です。でも、この苦味成分が実は、すごい健康パワーを秘めているのです。
☆ゴーヤーの効果
その1.血糖値を下げる
ゴーヤーの苦味の元であるモモルデシンとチャランチンには、血糖値を下げる効果があります。ゴーヤーには、植物インスリンが豊富に含まれていて、薬品のインスリンに比べると格段に血糖値を安定させる効果があり、糖尿病にも効果のある食材として認められています。
その2.血をきれいにして血圧を下げる
血糖値を下げる効果のある、ゴーヤーの苦味成分モモルデシンとチャランチンは、血液を綺麗にして血中のコレステロールを低下させる効果があることが分かっています。血中脂肪低下に効果的な水溶性繊維がゴーヤーには多く含まれているからです。
その3.食欲を増進する
ゴーヤーの苦味成分モモルデシンとチャランチンですが、ゴーヤーを食べた時に感じるこの苦味が胃を刺激して、消化液の分泌を促すのです。そのことによって、食欲が増進されるのです。
その4.整腸作用がある
ゴーヤーに含まれているアデニンやシトルリンといった成分には腸の働きを整える効果があります。食物繊維も豊富に含まれているので、併せて、便通を整えます。便秘などにも効果があります。
その5.紫外線対策に効果的
ゴーヤーに含まれるビタミンCは、レモンの2〜3倍、ほうれん草の2倍、キャベツの4倍とも言われています。ビタミンCは熱を加えると壊れてしまうという性質がありますが、ゴーヤーに含まれているビタミンCは加熱しても壊れずに残っているというスグレモノ。汗をかいて体外に出てしまいビタミンCが不足しがちな夏に食べるのにピッタリの野菜です。ゴーヤーに含まれるビタミンCは紫外線が原因でできるシミ・そばかすの予防にも効果的です。
その6.夏バテを防止する
ゴーヤーは、ビタミンCのほかにも、ベータ・カロチン、ビタミンB1、カリウム、鉄分、リン、などミネラル分も多く含みます。体のむくみをとって、疲労回復を促進してくれるので、夏バテの防止になります。
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ゴーヤーチャンプルー